2019年12月に観たDVD等の覚え書き | 三角絞めでつかまえて2
2020年01月05日

2019年12月に観たDVD等の覚え書き

テーマ:先月に観たDVD&配信等
※今回の記事は、「ノー・サレンダー」「映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」のネタバレに触れているので、気をつけて!

毎月の恒例である「先月観たDVD等の感想」(動画サイト含む)記事ですが、基本的にはなるべく月初めにアップしておきたい…ということで! 本日は「2019年12月に観たDVD等の覚え書き」を適当かつ雑にアップしておきますね↓



<1本目>
ノー・サレンダー




(あらすじ)
1940年―エジプト・アレクサンドリア。一人の少女が、イギリス軍兵士の集団に卑劣な性的暴行を受ける。傷ついた少女は、エジプト人青年たちに救い出され、犯人の1人は逮捕、投獄される。しかし、その犯人がイギリス軍事総督の甥っ子であったために、軍は即刻の釈放を要求、警察署長ユーセフはそれを断固拒否するが、それに対抗したイギリス軍はなんと、警察署を完全包囲、武装攻撃を開始したのであった!そして、自国の民を守るため、真の正義を貫くため、唯一の“掟”を掲げたユーセフは立ち上がる。その“掟”こそ“ノー・サレンダー(決して屈しない)”だった!(以上、メーカー公式サイトより)

予告編はこんな感じ↓




70点


12月某日、娘と2人で外食した帰り道、レンタル屋に立ち寄りましてね。かつては“次世代ヴァン・ダム”と呼ばれたスコット・アドキンスのジャケ&邦題に惹かれたので(ジャン=クロード・ヴァン・ダム出演作と同じ)、「追跡者の掟」と一緒に借りて鑑賞しました。「これはこれで面白い!(・∀・) ワルクナイ」と思ったり。本作はエジプト映画なんですが、「駐屯するイギリス軍が婦女暴行を働いた兵士の釈放を求めるも、エジプトの警察署長ユーセフが断固拒否→籠城して戦うことになる」って内容で(実際にあった話なんですかね?)、要は“愛国風味の「要塞警察」って印象なんですが、ジャケにデカデカと出ているアドキンスは全然出てこないという、この手のレンタル作品にありがちな感じなのでした… (´・ω・`) ダマサレタ

ただ、ストーリーはシンプルかつ燃える仕様だし、コクのある顔立ちの俳優たち(エジプトの役者さんなんでしょうな)の熱い演技にもグッとくるし、吹替版で鑑賞したことで漂う“午後ロー感”が心地良かったりもして、なんか結構面白くて。しかも、終盤に「野獣」という役名で出てくるアドキンスが、それまでの作中のリアリティラインからかけ離れたレベルの強さでエジプト人を倒していくから、「これ、どうやって処理するんだろ… (`Δ´;) ヌゥ」と思っていたら! 主人公のオッサンが尋常じゃないタフさで対抗するから、これはこれで好みのタイプだったというね。一応、オチを書いておくと、最後はエジプト警察&市民が勝利するもユーセフは軍法会議にかけられて死刑を宣告されるんですが、しかし。上官の温情により、新しい名前と身分をあたえられて終わってましたよ、たぶん。

出番は10分程度なんですが、戦場に降り立ったアドキンスの強さには爆笑しました。




<2本目>
映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム




(あらすじ)
牧場暮らしのひつじのショーンは、自由な時間を手に入れるため、牧場主を眠らせてキャンピングカーの中に寝かせておくといういたずらを仕掛ける。しかし、ふとしたことで牧場主を乗せた車が走り出してしまう。牧場犬のビッツァーも後を追いかけて出て行ってしまい、取り残されてしまったショーンと仲間たちも、ビッツァーや牧場主を追って都会に繰り出す。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




85点


2019年最後の「ムービーウォッチメン」のリスナー枠が「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」になりまして(当たった映画は「家族を想うとき」)。2020年もリスナー枠の作品を観に行くつもりだったので、なんとなく前作にあたる本作を観たくなりましてね(微笑)。以前、娘に買い与えていたBlu-rayにて鑑賞いたしました。スゲー良く出来てましたな!(*゚∀゚)=3 ムッハー そりゃあ「ひつじのショーン」自体はテレビで娘とよく観てましたから(アイスを食べたりもしたし)、クオリティが高いストップモーション・クレイアニメなのは重々承知していましたが、ここまで愉快かつ感動的な長編に仕立て上げるとは…。ストーリーは見事だし、美術も素晴らしいし、当たり前の話ですけど(汗)、「世の中には天才ってやつがいるもんだな」とあらためて思ったり。

僕の気持ちを代弁する加藤清澄を貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。


本作には名作映画の小ネタがかなり仕込まれているそうで、確かにそういうのも楽しかったんですけど、それ以上にショーンやビッツァーが可愛くてね…(しみじみ)。特に終盤、動物捕獲人のトランパーに追い詰められた時、2匹が牧場主に寄り添う場面はちょっと泣けました。それとブサイクな野良犬スリップがまた良くて、飼ってもらえることになったラストは「良かったねぇ… (;Д;) ウェェェェ」と涙が止まらなかったです…。もうね、今まで家にソフトがありながらも観なかった己を猛省したし、「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」を観るのが超楽しみになった次第。一応、オチを書いておくと、ショーンたちの活躍により、牧場主を無事牧場に連れ戻す&彼の記憶が戻ってめでたしめでたし…ってな調子でしたよ。

あまりに面白かったので、Blu-rayに入ってたメイキングも観ちゃったのでした。




ということで、12月に観られたDVDやら配信作品やらは、単独で記事をアップする予定の「追跡者の掟」「アイリッシュマン」を合わせると4本。「映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」は間違いなく多くの人が楽しめる作品だと思うし、やっぱり「アイリッシュマン」は映画好きな人なら観ておくと良いんじゃないかしらん。以上、先月観たDVD等の覚え書きでした。ではでは~。