2019年04月01日
アイスマン 宇宙最速の戦士(ネタバレ)
テーマ:新作映画(2019)アイスマン 宇宙最速の戦士

原題:氷封侠 時空行者 Iceman: The Time Traveller
2018/中国、香港 上映時間87分
監督:イップ・ワイマン
製作・脚本:マンフレッド・ウォン
製作総指揮:ホアン・チェンシン
アクション監督:イム・ワー
出演:ドニー・イェン、ホアン・シェンイー、サイモン・ヤム、ワン・バオチャン、ユー・カン、ジャン・シューイン、倉田保昭
パンフレット:なし
(あらすじ)
1624年、明朝末期。秘密警察・錦衣衛の武将ホー・イン(ドニー・イェン)は無実の罪を着せられ、義兄弟であるユン将軍(サイモン・ヤム)たちから追われる身となり、雪崩に巻き込まれて消息不明となった。あれから400年の時を経て、冷凍状態から目覚めたホーは、同じく現代に復活した義兄弟たちとの戦いが激化させていく。時空移動の呪文をホーから聞き出し、過去へのタイムスリップを成功させたユンは北条将軍(倉田保昭)と手を組み、権力を強大化していく。自身の冤罪を晴らし、皆殺しとなった故郷の人々を守るため、ホーは過去に戻ることを決意する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
50点
※本作については、飯星景子さんのブログがオススメだッ!m9`Д´) ビシッ
※本作は「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品です。
本作は「2019中華最強映画まつり」の1本なんですが、それはそれとして。基本的に「ドニー・イェン兄貴主演作は劇場で観る主義」だし、前作となる「アイスマン 超空の戦士」
はタイミングが合わなくてDVD視聴だったのを後悔していたので、本作は意地でも映画館で観るつもりでしてね。2月6日=水曜サービスデーを利用して、新宿武蔵野館で鑑賞してきました(その後、翌日の「ドルフ・ラングレン」特集に備えて、3回目の「クリード 炎の宿敵」をハシゴ)。「あまり…面白くないな… (`Δ´;) ウーン」と思ったり。
劇場ロビーでは「2019中華最強映画まつり」が壁一面に展開されてました。

スクリーン3、観客は3分の1ぐらいだったような。

“信用できる中国・香港映画マニア”飯星景子さんのブログによると、「ドニーさんが知らない(承服しない)間に、一切のプロモーションもせず製作側が無謀にも公開しちゃった」とか「大陸での公開後、突如彼等が不入りの責任を主演のドニーさんに擦りつける声明を出した」とか「一方的に誹謗してきた製作側に対して、ドニーさんは即座に反論し法的措置をとると発表」とかとか、微妙な事前情報まみれだった本作ですが、中身もまた微妙な感じでしてね…(しみじみ)。とにかく脚本がずさんのひと言。本作の悪役はサイモン・ヤム演じるユン将軍で、秘宝の力を使って明の時代にタイムトラベル→明朝の権力を握ろうとするんですけど、コイツの行動が行き当たりばったりな割には、主人公に「政治的な陰謀を打破する能力」が皆無なおかげで、ご都合的に陰謀がポンポンと上手くいって「村人皆殺し」とかハードな展開になったりするから、なかなかイラッとするんですよ。
しかも、最終的には「何度タイムトラベルしても結果は変えられない」ことを経験したっぽい主人公が「オレが“時の守り人”になる!ヽ(`Д´)ノ」みたいなことを言い出して終わるんですけど…。なんて言うんですかね、上手く書けないんですが、「えっ、そういう話だっけ?」的な気持ちになったというか、勢いで論点をすり替えられたような着地というか。「プロレスって段取りが決まっているんですか?」という質問に「この血は本物じゃー!」と返された感じ? まぁ、アクション的に良いシーンはあって、特にクライマックスの倉田保昭さんvsドニー兄貴は見応え十分だったし、振り返ってみると「なにこの映画 (゚Д゚)」的な面白さはありましたが、飯星景子さんのブログを読む限りでは、ごめんなさい、所詮は強引に完成させた作品という印象。ハッキリ言って、ドニー兄貴のファンじゃない限りは別に観なくて良いんじゃないかしらん。おしまい。
前作。僕の感想はここの1本目。


ユン・ピョウ主演のオリジナル版(一応、本作の元ネタ)。僕の感想はここの5本目。



原題:氷封侠 時空行者 Iceman: The Time Traveller
2018/中国、香港 上映時間87分
監督:イップ・ワイマン
製作・脚本:マンフレッド・ウォン
製作総指揮:ホアン・チェンシン
アクション監督:イム・ワー
出演:ドニー・イェン、ホアン・シェンイー、サイモン・ヤム、ワン・バオチャン、ユー・カン、ジャン・シューイン、倉田保昭
パンフレット:なし
(あらすじ)
1624年、明朝末期。秘密警察・錦衣衛の武将ホー・イン(ドニー・イェン)は無実の罪を着せられ、義兄弟であるユン将軍(サイモン・ヤム)たちから追われる身となり、雪崩に巻き込まれて消息不明となった。あれから400年の時を経て、冷凍状態から目覚めたホーは、同じく現代に復活した義兄弟たちとの戦いが激化させていく。時空移動の呪文をホーから聞き出し、過去へのタイムスリップを成功させたユンは北条将軍(倉田保昭)と手を組み、権力を強大化していく。自身の冤罪を晴らし、皆殺しとなった故郷の人々を守るため、ホーは過去に戻ることを決意する。(以上、映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
50点
※本作については、飯星景子さんのブログがオススメだッ!m9`Д´) ビシッ
※本作は「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品です。
本作は「2019中華最強映画まつり」の1本なんですが、それはそれとして。基本的に「ドニー・イェン兄貴主演作は劇場で観る主義」だし、前作となる「アイスマン 超空の戦士」
劇場ロビーでは「2019中華最強映画まつり」が壁一面に展開されてました。

スクリーン3、観客は3分の1ぐらいだったような。

“信用できる中国・香港映画マニア”飯星景子さんのブログによると、「ドニーさんが知らない(承服しない)間に、一切のプロモーションもせず製作側が無謀にも公開しちゃった」とか「大陸での公開後、突如彼等が不入りの責任を主演のドニーさんに擦りつける声明を出した」とか「一方的に誹謗してきた製作側に対して、ドニーさんは即座に反論し法的措置をとると発表」とかとか、微妙な事前情報まみれだった本作ですが、中身もまた微妙な感じでしてね…(しみじみ)。とにかく脚本がずさんのひと言。本作の悪役はサイモン・ヤム演じるユン将軍で、秘宝の力を使って明の時代にタイムトラベル→明朝の権力を握ろうとするんですけど、コイツの行動が行き当たりばったりな割には、主人公に「政治的な陰謀を打破する能力」が皆無なおかげで、ご都合的に陰謀がポンポンと上手くいって「村人皆殺し」とかハードな展開になったりするから、なかなかイラッとするんですよ。
しかも、最終的には「何度タイムトラベルしても結果は変えられない」ことを経験したっぽい主人公が「オレが“時の守り人”になる!ヽ(`Д´)ノ」みたいなことを言い出して終わるんですけど…。なんて言うんですかね、上手く書けないんですが、「えっ、そういう話だっけ?」的な気持ちになったというか、勢いで論点をすり替えられたような着地というか。「プロレスって段取りが決まっているんですか?」という質問に「この血は本物じゃー!」と返された感じ? まぁ、アクション的に良いシーンはあって、特にクライマックスの倉田保昭さんvsドニー兄貴は見応え十分だったし、振り返ってみると「なにこの映画 (゚Д゚)」的な面白さはありましたが、飯星景子さんのブログを読む限りでは、ごめんなさい、所詮は強引に完成させた作品という印象。ハッキリ言って、ドニー兄貴のファンじゃない限りは別に観なくて良いんじゃないかしらん。おしまい。
前作。僕の感想はここの1本目。
ユン・ピョウ主演のオリジナル版(一応、本作の元ネタ)。僕の感想はここの5本目。