※ムービーウォッチメンのリンクなど、いろいろと追記しました(6/20)<「ずっとカン違いしてた!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!」という前書き>本作を鑑賞後、ネタバレから護身するためにスルーしていた
「映画秘宝 2017年 06 月号」
の特集記事をホクホク顔で読んでいたら、
ロック様演じるホブス捜査官の説明欄に
「外交保安部特別捜査班のトップ」なんて記述があるのを見て、
「ハッ!Σ(゚д゚)」としまして。いや、僕だってホブスが外交保安部所属ということ自体は知っていたんですけど、それは
FBIの部署の1つだと認識していたんですね。ただ、ふと考えてみたら、「外交保安部」の前に「FBI」が付いてないということは、
外交保安部=FBIではないのでは? そう思って、彼が初登場した
「ワイルド・スピード MEGA MAX」
を
huluでチェックしてみたところ、
FBIとは別組織でしたーー (ノД`)ミアとブライアンがホブスのプロフィールを語るシーンがありまして(
「MEGA MAX」
より)。

「FBIも頼む=違う組織」だったというね。
アメリカの国務省に属する一機関だそうな。
「MEGA MAX」
を観てから6年もこの間違いに気付かなかったなんて… ('A`) もうね、
「EURO MISSION」の時は「ホブスだってFBIのくせになんで他国で好き勝手に行動できるのかよくわからない」なんて知った風な文章を書いたり、
ホブス=FBI捜査官という前提で愚かさがほとばしる妄想記事を書いたり、
「SKY MISSION」の感想では「FBIの外国保安部」なんて明らかな間違いをドヤ顔で書いていたりして、スゲー恥ずかしい…
スゲー恥ずかしいのです!ヽ(TДT)ノ ウワァァァン!僕の心境を代弁する
「いつかティファニーで朝食を」
の佐藤麻里子を貼っておきますね (ノω・、) マリチャン...

とは言っても覆水は盆に返らないし、こぼれたミルクは嘆いても仕方がないし、
映画.comのあらすじに「FBI特別捜査官ホブス」なんて記述があるのを指摘するのも詮無きこと(という、いやらしい指摘)。こんな恥ずかしい状況には耐えられないので、ブログの記事をすべて消してから舌を噛んで死のうと思ったところ、脳裏に浮かぶのは妻子の顔。ダメだ、
まだ死ぬワケにはいかない。そんなワケで、僕はこれからも頑張って生きますけど、このブログを読んだ方は恥をかかぬよう、ちゃんと覚えておいてほしい。
外交保安部(DSS)とFBIは別組織だということをーー。この前書きを読んだ
多くの人の心境を代弁するであろう曲
を貼っておきますね↓
ワイルド・スピード ICE BREAK(2D・字幕版、吹替版)
原題:Fast & Furious 8/THE FATE OF THE FURIOUS
2017/アメリカ 上映時間136分
監督:F・ゲイリー・グレイ
製作:ニール・H・モリッツ、ビン・ディーゼル、マイケル・フォレスト
製作総指揮:アマンダ・ルイス、サマンサ・ビンセント、クリス・モーガン
脚本:クリス・モーガン
出演:ビン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン(a.k.a.
ロック様)、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ナタリー・エマニュエル、エルザ・パタキー、ジェイソン・ステイサム、カート・ラッセル、スコット・イーストウッド、シャーリーズ・セロン、クリストファー・ヒビュ、ジャンマルコ・サンティアゴ、ヘレン・ミレン
パンフレット:★★☆(720円/登場人物の相関図とか過去作のストーリーとか車カタログとか載ってたらいいのにね)
(あらすじ)
誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。(以上、
映画.comより)
予告編はこんな感じ↓
80点ロック様が登場して以来、劇場で観るようになった
「ワイルド・スピード」シリーズの最新作ということで(ちなみに7作品だと
「ヘプタロジー」
って呼ばれるのね)、
「2017年に絶対観たい新作映画10本」の1本に挙げるほど楽しみにしていましてね。とは言え、仕事が忙しいので再来週あたりに観に行こうかと思いきや、愛聴しているラジオ番組
「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(略称:タマフル)の映画時評コーナー
「ムービーウォッチメン」の課題映画になったので、急いで足を運ぶことにしたといういつものパターン。前売り券はすでに購入済みだったものの、「ちょうど観に行けるのが5月1日=映画の日だった&どうせもう1回観に行くだろう」ということで、
TOHOシネマズ新宿にて1100円支払って鑑賞いたしました。
「二つ我にあり… (´・ω・`)」という複雑な心境になりましたよ。
さすが人気シリーズ、7番スクリーンはほぼ満席でした。

僕の心境を代弁する
「刃牙道」
の一コマを貼っておきますね。

最初にあらすじを適当かつ雑にまとめておくと、「ドミニク(愛称:ドム)がファミリーを裏切ったのは“悪の天才ハッカー”サイファー(シャーリーズ・セロン)に元カノのエレナ(エルサ・パタキー)&
ドムの子が人質に取られていたからであり、あーだこーだあってエレナは殺されたものの、母親(ヘレン・ミレン)に頭が上がらないデッカードに子どもを救出してもらったので、みんなと協力して潜水艦を爆破してサイファーの野望を挫いたから、オレたちはファミリーで一番大事なのもファミリーだしオレを信じてくれたファミリーには超感謝しつつ新しくファミリーに加わったオレの子どもには
『ブライアン』と命名して
オレたちの戦いはこれからだッ!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ」ってな調子でしたよ、確か。
映画序盤でいきなり仲間を裏切って、電磁パルス砲を奪ってしまうドム。

レティ(ミシェル・ロドリゲス)だけでなく全観客が「何か事情があるんでしょうな」と思っていたら…。

なんと元カノのエレナがドムの子を出産していて、母子ともども拉致られていたというね。

クライマックスは、サイファーを挑発して熱誘導ミサイルを発射させて…。

潜水艦に誘導して勝利! サイファーは逃走して、
9作目に続くのでした〜。

僕の中で「二つある」うちの「一つ目の気持ち」を書くと、本作のことが
大好きではあるのです。ヴィン・ディーゼルにロック様、そしてジェイソン・ステイサムといった僕好みのマッチョハゲどもが「オッス、オッス!ヽ(`Д´)ノ」と車を走らせたり殴り合ったりするだけで十分愉快じゃないですか(つーか、
ロック様とステイサムのスピンオフが企画されてるなんて、夢のよう!)。さらにタイリース・ギブソンもハゲということで、どの場面にもハゲが映る輪舞曲のような映画なワケですが、ここに
ストーン・コールド・スティーブ・オースチンが加われば
イデが発動するのではないかーー? すみません、思いつきで適当な文章を書きました (´・ω・`) スミマセン
本作はロック様とステイサムがイチャイチャしまくっていて、たまらんものがあったり… (´Д`;) ハァハァ

こういう画像を見ると、スキンヘッドの時代が来ているのかもしれませんな…(安易な文章)。

“カーアクション映画”だった1作目と比べれば、ロック様が登場した5作目あたりから
“カーをお題にしたアクション映画”に変わってしまったワケですが、このシリーズは
“車”という縛りがあるからこそアクションの無理矢理感が楽しいというか。本作の潜水艦と戦うクライマックスは
バカバカしくて本当に素晴らしかった! 「映画秘宝 2017年 06 月号」
の記事によると、脚本家のクリス・モーガンは
「『よく宇宙には行かないんですか?』と聞かれる。筋さえ通れば行きかねない」なんて語っているそうで、
2021年に公開される10作目=シリーズ最終作では
絶対宇宙に行くんだろうなぁと。その時、ストーリー的にどういう筋を通すのか、クリス・モーガンには期待しております (・∀・) タノシミー
潜水艦とのカーチェイスという発想が最高ですよね。

その他、「序盤の
キューバ・マイル・レースは勢いがあって良かった」など、褒めたいところはあるものの、「二つある」うちの「二つ目の気持ち」を書くと、
微妙に感じる部分もありましてね。ロック様とステイサムの刑務所アクションは、今年観た
「ドラゴン×マッハ!」の刑務所バトルと比べちゃうと見劣りする…というのは良いとしても(ロック様にゴム弾が全然効かないのは笑った)。ステイサム演じる
デッカードが仲間になるのが早くないですかね? いや、ステイサム自体は大好きだし、母親に頭が上がらない様子は愉快だったし、弟のオーウェン(ルーク・エヴァンズ)とサイファーの飛行機に乗りこんでから、
ドムの子を守りながらのアクションにはスゲー胸がときめいたけれども。あの兄弟はそもそもテロリストだし(ホブスに共感させてましたが、罪のない人を相当殺してましたよね?)、デッカードは
6作目の最後で仲間のハンを殺害しているじゃないですか。いつか和解するのは良いとしても、本作の最後でドムと笑いながら握手するのは全然乗れなかったというか。僕的にデッカードとドム&ホブスは
まだ緊張感が流れる関係であってほしかった…って、伝わるでしょうか。
こう言っていたホブスが本作中にデッカードと仲良くなるのは、楽しかったけどイヤでもあったという複雑な男心。

ただ、実はハンが生きていて、火傷の痕を隠すために覆面を被って登場したならデッカードを許せる…って、こんなことを前も書いたね(
「魁!!男塾」より)。

あと、話の雑さには定評がある同シリーズですけど、今まではまだ「レティが生きていた!」とか「ハンが殺されて、仲間が狙われている!」といった「事件に巻き込まれる必然性」があったと思うんですよ。まぁ、今回もサイファーがドムを巻き込んではいましたが、最初のミッションはホブスからドムたちを作戦に誘っているワケで。なんかね、「今は政府の仕事をホイホイ受ける関係になってるの?」「そもそも政府がやればいいんじゃないの?」と、
微妙な違和感を覚えたんですよね…。それと、アクションがシリーズで一番見づらかったし(位置関係がわからなくなったのは初めて)、DSSの特別捜査官だったエレナが拉致られているのに上司のホブスが何も把握してないのはどうかと思ったし(つーか、妊娠も知らなかったの?)、いくらサイファーが
スーパーハカーだとしても「大量の車を勝手に操れる」というのは、さすがにやりすぎな感じがした次第。
シャーリーズ・セロンの存在感は良かったんですけど、この世界のハッカーの万能感には少し飽きてきました。

車がバンバン落下するシーンは圧巻ではありましたが、何が何やらな感じも強かったり。

ということで、不満もいろいろ書きましたが、
バカみたいなアクション映画としてスゲー面白かったし、赤子に
「ブライアン」と名付けられたら、やっぱり涙はこぼれるワケでね…。
2019年4月19日に封切られる9作目、2021年4月2日に公開予定の10作目もそりゃあ楽しみではありますし。ただ、何だか少し乗れないような、そんな晩春の夜なのでした (´・ω・`) オシマイ
※宇多丸師匠の見事な時評がアップされているので、ぜひ読んで! つーか、ぬれせんべいさんの指摘通り、よくよく考えると、赤子にブライアンと名付けるのは確かに変ですな…(2回目も泣いたけど)。F・ゲイリー・グレイ監督の前作。僕の感想は
こんな感じ。


良さげなサントラ。
輸入盤
もあります。


車版
「ハートブルー」
な1作目。僕の感想は
こんな感じ。


ヴィン・ディーゼルが抜けて、ポール・ウォーカーだけになった2作目。僕の感想は
こんな感じ。


ポール・ウォーカーも抜けて、時系列的には6作目の後になる3作目。僕の感想は
こんな感じ。


サーガ化が始まって、主人公たちの能力がグングン上がり始める4作目。僕の感想は
こんな感じ。


何度観てもドムの「ここはブラジルだぜ!?ヘ(゚∀゚*)ノヘラヘラ」発言に腹が立つ5作目。僕の感想は
こんな感じ。


ロック様とジーナ・カラーノに結婚してほしかった6作目。僕の感想は
こんな感じ。


ポール・ウォーカーとお別れする7作目。僕の感想は
こんな感じで
こんな感じ。

※どうでも良い追記1回目の時は
「どうせ2回は観るだろう ( ´_ゝ`)」と、映画の日を利用して、あえて前売り券を使わずに鑑賞したんですが、しかし。仕事が忙しくてなかなか2回目を観に行く機会が作れなくて…。6月13日(火)、やっと時間が作れたので、
TOHOシネマズ錦糸町で
吹替版を観てきました。ミニカーセットが販売中でして。

ちくしょう、つい買っちゃったのです (´・ω・`)

8番スクリーン、意外と混んでましたよ。人気あるね〜。

基本的には「本人の声が聞きたい→字幕版を観る主義」の僕ですが、実際に吹替版を観てみれば、
テレビの洋画劇場気分が味わえて、
これはこれでイイ感じ (o^-')b イイカンジ! 声優さんの演技は見事のひと言で、何の違和感も感じずに楽しめましたよ。まぁ、映画自体の感想はあまり変わらなくて、ジェイソン・ステイサムの子守アクションは楽しいけど、最後、ファミリーに加わっちゃうのは違和感を感じるなぁと。何はともあれ、続編にも期待しております。おしまい。